飲食店の原価率は“構成比”で決まる。「高くても儲かる」設計のロジック、全部見せます。
飲食店をやっていると、よくこんな声を聞きます。「うちは原価が……
がぶ飲み食堂では、飲食業界では前例のほとんどない「全階層型プロフィットシェア制度(=努力利益分配制度)」を導入しています。
簡単に言えば、スタッフ全員が、店の利益に応じて“時給とは別に”報酬を得られる仕組みです。パートさんも、学生バイトも、月に1万円近くの分配を得ることがある──そんな飲食店、聞いたことありますか?
飲食業界は長らく、こう言われてきました:
だから人が育たない。やりがいが続かない。誰も“店の未来”に関心を持たなくなる。
以下の5つの指標で、目標を下回るコスト削減が実現できたら、それは「努力によって生まれた利益(=努力利益)」とみなします。
例えば月の売上が800万円で、
この努力利益を「100ポイント」に分割し、スタッフランクごとにpt数を設定。
ランク | pt数 | 該当例 |
---|---|---|
店長 | 10pt | フルタイム責任者 |
カタリスト | 5pt | 新人教育や思想伝達を担う中核人材 |
リーダー | 2pt | 信頼される中堅スタッフ |
一般スタッフ | 0.3pt | 学生・主婦など |
サポーター | 1pt | 中間サポート層 |
会社 | 21pt | 制度維持と再投資原資 |
努力利益が50万円出た場合、
スタッフには月末時点で支給額をLINEや手紙で通知。
この“感謝と数字がセットで届く体験”が、現場の空気をガラッと変えました。
導入から数ヶ月。現場では確実に“空気”が変わりました。
それら全てが、“文化”になっていったのです。
誤解してほしくないのは、これは金のバラマキ制度ではないということです。
利益を分けるのではなく、責任と誇りを分ける制度。
それこそが、飲食業の新しい希望だと私たちは信じています。
時給だけで繋がる関係は、薄くもろい。 でも“思想”と“数字”で繋がる関係は、強く、誇れる。
がぶ飲み食堂は、これからも:
そんな「飲食の新しいカタチ」を本気で育てていきます。
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