ダメな飲食企業とは?
「このまま、この会社にいても大丈夫か?」 飲食業界で働……
最近、関西の外食大手3社(和食さと・餃子の王将・杵屋)が値上げを実施したにも関わらず、いずれも好決算を出したというニュースが話題になっています。
「値上げ=客離れ」はもう過去の話なのか。
──でも、私たちRBR合同会社は、むしろ“逆の発想”で商いを続けています。
原材料や物流費の高騰は、飲食業にとって深刻な問題です。
それを受けて多くの企業が価格改定を実施し、それが収益向上に繋がっている事例も出ています。
確かに、価値のある商品には価格の見直しが必要な場面もある。
でも本当にそれだけで、お客様の“心”まで動かせているのか?
私たちは、あえて「値上げしない」という選択をしています。
価格ではなく、体験・驚き・納得感で勝負する。それがRBRのやり方です。
たとえば──
つまり、私たちは価格で驚かせるのではなく、
「この価格でこの体験か!」という感情の反転を届けたいのです。
私たちは「値上げが怖い」から価格を据え置いているわけではありません。
むしろ──“外食の未来が分断されること”に危機感を抱いているからです。
かつて、外食とは“誰でも楽しめる日常のご褒美”でした。
ファミリーも、学生も、お年寄りも、みんなが気軽に「ちょっと外で食べよか」と言えた。
──それは単なる消費ではなく、人と人がつながる文化の舞台でした。
でもいま、じわじわと「外食が中流の文化ではなくなる」兆しが出てきています。
それって、本当に豊かな社会なんでしょうか?
もちろん、コスト高の現実は無視できません。
でも──
「文化」を守れるのは、事業者しかいないと私たちは信じています。
私たちは、“ギリギリまで企業努力で価格を据え置く”という決断をしています。
それは、「安さで勝つ」ためではなく──
「気軽な外食という日本の宝物」を未来に残すための戦い方です。
値上げしても売れる時代、確かに来ています。
でも、それと同時に「価格を変えずに文化を守る覚悟」が問われる時代でもあると思うのです。
RBR合同会社は、これからも「価格に文化を宿す飲食」を、真面目に・楽しく・本気でやっていきます。