飲食店は、料理を食べに行く場所じゃない。

“語らい”という価値を取り戻す、RBRの挑戦

飲食店は、料理を食べに行く場所じゃない。
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「飲食店って、ただ食べて帰る場所ですか?」

──そんな問いを、私たちは投げかけたい。

ファミレス、居酒屋、カフェ……世の中にはたくさんの飲食店があります。便利な場所で、手頃な価格で、手早く食事を済ませられる。けれど、どこか“作業”のように感じてしまうことはないでしょうか?

食べて、会計して、すぐ出る。

私たちRBRが目指しているのは、そんな「餌場」ではありません。

「外食って、語らうための場所じゃないの?」

そもそも、外食の本当の価値は“料理”だけではないと私たちは考えています。 もちろん、料理が美味しいことは大前提です。けれど、それ以上に価値があるのは、

『語らいが生まれること』です。

家では、家族もそれぞれの部屋やスマホに散っていく。 食事も作業のように終わっていく。

だけど、外食ならどうでしょう?

誰かとテーブルを囲み、同じ料理を食べながら、普段話せないことが自然と口をつく。お酒の力も借りて、店の雰囲気に背中を押されて、普段聞けない話ができる。

私たちは、そんな“語らいの時間”を提供するために、この飲食店という場をつくっているのです。

「3時間飲み放題」の本当の意味

RBRが提供する3時間飲み放題(税別1,290円)。この価格、この時間設定には明確な理由があります。

私たちは“回転率”を重視しません。

ご予約のお客様にも「何時までです」とは絶対に言わない。 その日、その席に座ったお客様がいれば、その席は“そのお客様の時間”になる。スタッフにはそう教えています。

なぜなら、外食は“席を借りること”でもあるからです。

そそくさと出されて、入れ替わっていく──そんな空間で深い会話なんて生まれません。

だから私たちは、3時間を設けました。 短すぎず、長すぎず、でも「ゆっくり語らう」には十分な時間。

しかも、注文の縛りもゆるく設定しています。 ビール・日本酒を除く飲み放題なら、お1人様1品注文でOK。 全てのドリンク対象なら、1,000円以上の料理注文でOK。

飲む人も、飲まない人も、構えず楽しめるように。

「餌場」じゃない。文化をつなぐ“テーブル”を。

今の飲食店の多くは「効率」「利益」「回転」で動いています。 けれど、本当に大切なことは何なのか?

私たちは、こう考えています。

飲食店とは、“語らい”を生み出す場所である。
料理や雰囲気は、その“きっかけ”である。
お客様の時間が、心の栄養になる場所でありたい。

だからこそ、RBRは「餌場」をやらない。 だからこそ、時間に追われる営業をしない。

お客様が少しでも、心を開いて語れる時間を、空間を、私たちは提供したいのです。

最後に:あなたは今日、誰と語らいますか?

もしもあなたが、

「外食はただの食事」だと思っていたなら──

その考えが少しでも揺らいだなら、

私たちの店に一度、座りに来てください。

料理を楽しむも良し。 何気ない会話に花を咲かせるも良し。

私たちは今日も、誰かの“語らいの場”を整えて、お待ちしています。