🍽「専門店じゃないのに、なんでこんなに満足するの?」
はじめに:専門店の時代に「逆行してる?」と不安だった ……
湯煎とレンチンで量産される“偽りの旨さ”に、誰が本気で感動できるのか。 私たちは、正直な料理でしか、文化は継げないと信じている。
それでも騙され続ける国民と、壊れゆく“食の文化”の話
「チェーン店が旨いわけないやん?」
これ、飲食の世界にいたら誰もが分かってる“当たり前の事実”なんですよ。
たとえば、回転寿司。 すし飯は機械が握り、ネタはカットされたものを乗せるだけ。 ワサビはチューブ、シャリは冷たく、ネタは乾燥してることも珍しくない。
ラーメンも同じ。 昔は「本店で炊いたスープが自慢」なんて時代もありましたが、今や多くのチェーンはセントラルキッチンで大量仕込み。 店舗では温めて麺を入れるだけ。職人の背中も火の香りも、そこにはない。
ファミレスにいたっては、レンチン・湯煎・鉄板で温めるだけのオペレーション。 マニュアルに沿って、ボタンを押すだけの作業。もはや料理とは呼べません。
──こんな環境で、旨いもんが生まれるわけがない。
それでもお客様は入るし、SNSでは「映えるメニュー」が人気になる。 なぜか?
答えはシンプルです。 「騙されてる」ことに気づいていないから。
見た目が豪華で、メニューが多くて、値段が安ければ“正解”だと信じ込まされてきた。 味はそこそこでいい、体験もどうでもいい、**中身のない“外食のふり”**が蔓延している。
ここ数年で顕著になってきたのが、「盛る飲食店」の増加です。
料理の写真は加工アプリで“照り”や“湯気”を強調し、 実物はしょぼい。量も少ない。出てくるまでに異様に時間がかかる。
それでもSNSではバズり、映えた写真が期待を煽り、 来店したお客様ががっかりするというサイクル。
──それって、ほんまに“飲食店”か? ──それって、食文化を担う仕事か?
言うまでもなく、違います。
だからこそ、私たちは声を大にして言いたい。 飲食業は、誤魔化しの効かない、正直な仕事であるべきだ。
おいしいものを作って、出して、食べてもらって、感じてもらって、評価される。 その場で答えが出る。
数字やマーケティングで操作された虚像じゃない。 人と人が、舌と心でつながる世界。
火を使い、食材と向き合い、人の健康や笑顔を預かる。 これほど誠実な仕事は、そうそうありません。
料理とは、生きることそのものです。
食べることは生きること。 そして、誰かに食べさせることは、愛や文化の表現です。
日本には、出汁の文化、発酵の知恵、四季の恵み、もてなしの心。 そのすべてを料理にのせて届けるのが、飲食人の役目です。
私たちは、単に腹を満たすために店を開いているわけではない。 人の心を豊かにし、文化を未来へ渡すために、鍋に火を入れているのです。
RBR合同会社は、ただの飲食会社ではありません。
我々は、思想を持ち、文化を継ぎ、社会を耕す飲食人と共に生きていくことを使命としています。
だからこそ、RBRはフランチャイズ制度を“単なる拡大戦略”としてではなく、 「本物の料理人=FCオーナー」で組織を固める構想を持っています。
なぜか?
それは、オーナー一人ひとりが料理と向き合い、 「ただ指示に従って作業をこなすだけの、脳死した環境」ではない場所を作りたいからです。
火を扱い、判断し、選び取り、文化を伝える。 その責任を持つ者だけが、“本物の飲食”を名乗れる。
セントラルキッチンに依存せず、火と包丁を手放さず、 「考え、選び、継ぐ」人材を育てる。
楽をしない。 盛らない。 誤魔化さない。
その代わり、魂を込めた一皿を出す。 それでしか、人の心は打てないと信じているから。RBR合同会社は、ただの飲食会社ではありません。
我々は、思想を持ち、文化を継ぎ、社会を耕す飲食人と共に生きていくことを使命としています。
セントラルキッチンに依存せず、火と包丁を手放さず、 「考え、選び、継ぐ」人材を育てる。
楽をしない。 盛らない。 誤魔化さない。
その代わり、魂を込めた一皿を出す。 それでしか、人の心は打てないと信じているから。
本物の飲食業は、儲かる。でもしんどい。人も続かない。 ──それでも、やる意味がある。
それは、「この国にまだ、食の文化が生きている」と証明できるから。 そして、その文化を継ごうとする“本物の文化人”が、今も現場にいるからです。
我々RBRは、そんな文化人と共に、 「正直であること」「火を扱うこと」「人を思うこと」 この3つを信じて、次の時代へと歩みます。
騙さずに、騙されずに。 料理の力で、文化を守る。
それがRBRの志であり、 この先100年に渡って、日本の食をつなぐ方法だと、私たちは信じています。