いい飲食ブランドって、どんなブランドか考えたことありますか?
「ウチのウリって何なんだろう?」 飲食店を経営している……
「退職代行を使うやつは社会のゴミ」「自分の口で辞められない奴はクズ」
そんな罵声がネット上で飛び交っています。
しかし、それは果たして“正論”でしょうか?
現代社会の構造と労働環境を無視した、浅い道徳論にすぎないのではないでしょうか?
この記事では、退職代行をめぐる議論に対して、「本質的な問題は何か?」を掘り下げていきます。
まず、退職代行が利用される理由はシンプルです。
これが今、多くの若者や労働者が直面している現実です。
退職代行は、「ストレス社会から命を守るための最後の脱出手段」になっているのです。
退職代行を否定する人たちがよく使う言葉──
これらは一見正論に聞こえますが、実際は昭和的な労働観に基づいた押し付けです。
実際には、「責任感が強すぎる人」ほど、自分の口で辞めることができず、退職代行に頼らざるを得ないのです。
この有名な格言のように、社会や企業は「元気で都合のいい人」には優しくしますが、
「限界を迎えた人」や「辞めたい人」には冷たい現実があります。
辞めたいと言った瞬間から、人格すら否定される。
そんな空気の中で、自力で辞められないのは当たり前ではないでしょうか?
退職代行の議論において、よく見かけるのが「辞めるなんて無責任だ」「育ててやったのに」という企業側の感情です。
これは単なる感情論ではなく、企業にとって退職者=損失という構造的な理由があるからです。
👉 経営者視点では、「こんなに負担してるのに、急に辞められるのか…」という心理になるのも無理はありません
👉 このとき企業は「回収前に辞められた」=投資の損切りと受け止めてしまいます
👉 つまり、「辞めた=100万円以上の損失」であり、
企業側はその人に“金銭的な執着”を持ってしまう構造になっています
これはまさに、
企業が“雇用=投資”と捉えすぎてしまったことによる、経営上の感情的反発です。
👉「恩返しのために働き続けろ」というのは、労働契約を超えた道徳的支配に近いのです
これからの時代、企業が持つべき視点は、
という方向にシフトする必要があります。
採用・育成・社会保険料の負担を理由に退職を責めるのは、
“投資”と“支配”の区別ができていない経営です。
退職代行サービスに対して、「無責任だ」「逃げだ」「甘えだ」と批判される声が今も根強くあります。
しかし、本質的な問いはそこではありません。
背景には、企業側が抱える“構造的コスト”がありました。
採用手数料、教育・研修への投資、社会保険料の折半負担。
企業にとって、ひとりの退職は「ただ辞められただけ」ではなく、目に見える損失として計上されていきます。
しかし、それ以上に深刻なのは、労働者に“全体像”を見せない構造です。
現場では、あえて細分化された「パーツ仕事」しか与えられず、
売上・原価・利益といった数字はブラックボックスのまま。
マネジメントにも関与できず、経営のリアルな感覚から遠ざけられています。
これは、「独立や起業を安易にさせないための設計」でもあります。
経営の全貌を知るチャンスを与えないまま、
「あなたには経営なんて無理だ」という“空気”を醸成し、
無意識に労働者を“経営の外”へ排除し続ける。
結果として、辞める=組織の裏切りとされ、
それが当然かのように感じてしまう社会ができてしまっているのです。
まるで“借金=悪”と同じように、「辞める=悪」という価値観が根付いていますが、これは経営者の思考ではなく労働者的思考です。
本来、逃げなければいけない状況でも「自分がいなくなったら…」と責任を感じ、壊れるまで働いてしまう人が多い。
退職代行を使う人は無責任なのではなく、真面目で限界に達した人なのです。
本当に無責任なのは、そうなるまで「辞められない空気」を放置している社会の側ではないでしょうか。
これができれば、退職代行は不要になる社会を実現できます。
退職代行を使った人は、「逃げた」のではありません。
「壊れる前に、自分を守った人」です。
それを責める社会の方こそ、変わる必要があります。
私たちRBR合同会社は、これからの社会に必要なのは、
「雇用する/される」という上下関係ではなく、
「共に成長していく」という未来志向の仕組みだと考えています。
けれど、社員・パート・アルバイト・契約社員が、
短期的に次々とFCオーナーとして独立・転身していく組織こそ最強であり、
これからの時代にふさわしい、理想的な未来志向の会社のあり方だと信じています。
退職に「罪悪感」を感じさせる文化ではなく、
退職すら「次の挑戦」として応援し合える文化を、
私たちがまず、飲食の現場から実現していきます。
「将来自分の店を持ちたい」「経営に挑戦したい」
そう思った瞬間から、あなたはもう“プレ経営者”です。
現場で働きながら、独立の準備ができる──
そんな道を、RBRはすでに整えています。
アルバイト・社員問わず、「思考停止せずに働きたい人」と、
私たちは本気で向き合います。
“ただ働く”のではなく、“学び、選び、挑戦できる職場”を──
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