ダメな飲食企業とは?

そして、その企業にぶら下がる“ダメな飲食人”とは?

ダメな飲食企業とは?
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「このまま、この会社にいても大丈夫か?」

飲食業界で働いていて、ふとそう思う瞬間があるなら――
それはすでに、“危険信号”かもしれません。

今回は、ダメな飲食企業の特徴と、
そこに“ぶら下がるだけ”の飲食人の共通点を読み解いてみます。


❌ ダメな飲食企業の特徴

① 数字を追うだけで「意味」がない

KPI・売上・客数…数字だけを鬼のように追いかける企業に限って、現場に意味がない
「なんのためにこのサービスをやってるのか?」を、誰も答えられない。
スタッフも疲弊し、離職率が高くなるのがオチ。


② 「マニュアルの奴隷」になっている

マニュアルがあること自体は悪くない。
でも、それが「考えなくてもいい免罪符」になっていないか?

応用力、判断力、想像力――
飲食の現場に必要な「人としての力」が削られていく。


③ 店舗が“作業場”でしかない

料理の味にも、接客にも、ストーリーがない。
ただただ、「注文が入ったから焼く」「言われたから持っていく」。

そんな企業は、“文化”ではなく“作業”を提供しているだけ。
もはや飲食店ではない。


④ 現場が「消耗品」として扱われている

「うちは人手が足りない」
「人が辞めるのは仕方ない」

そうやって現場を消耗材”扱いする企業に、未来はない。
真の経営者なら、人が辞めない構造づくりにこそ投資するはずだ。


⑤ 組織に「思想」がない

「なぜこの事業をやっているのか」
「どんな社会を作りたいのか」

それが語られない会社は、結局どこかで失速する。
スタッフも「やらされ感」に染まり、“会社のため”ではなく“生活のため”に働き続けるだけになる。


🤦‍♂️ ダメな企業に“ぶら下がる”飲食人の特徴

では、そういう企業にしがみついてしまう「飲食人」には、どんな傾向があるのでしょうか?


① 「どこ行っても一緒」と思っている

「どうせどこに行っても、飲食なんて一緒でしょ?」

これは危険な思考停止。
環境に期待することを放棄し、自分の成長も止めている状態。


② 「安定」と引き換えに自由を捨てている

安定した給与、固定のポジション、面倒くさい判断を求められない日常…。
それに甘んじてしまうと、10年経っても何も変わらない自分ができあがる。


③ 自分の判断で動いた経験がない

「言われたことをちゃんとやってるのに…」という人ほど、
“自分で決めて、自分で責任を持って動く”経験がゼロだったりする。


④ 「会社が悪い」が口癖

「うちの会社はさ~」「どうせウチじゃ無理なんだよね」

批判ばかりで、自分は何一つ変えようとしない。
“被害者ポジション”が居心地よくなってしまったタイプ。

⑤ 「裏切り」「告発」が出世への糸口

会社に上司・同僚の悪口が自分の忠誠心だと勘違いしている。
”使い捨て”が所詮オチのどこでも通用しないタイプ。


⑥ 「独立なんて無理」と言い切る

夢がない、というよりも、リスクを取る覚悟がない。
失敗するのが怖いから、挑戦そのものを否定してしまう。


✅ じゃあ、“いい飲食企業”とは何か?

一言で言うなら、
「人を“文化人”に育てる現場」です。

  • 判断力を養い
  • 自立心を育て
  • 考えることを手放させず
  • 社会とつながりながら
  • 働くことに“意味”を与える場所

飲食業は、ただの「食べる場」から「人が育ち、文化が継がれる場」へ進化しなければいけない。


結びに

どんなに魅力的な飲食店でも、「人」と「思想」が腐れば、すぐに終わります。
逆に、小さな個人店でも、理念と自律した人材がいれば、輝けます。

あなたは今、どんな企業にいて、どんな飲食人ですか?
そして、どんな未来を選びたいですか?


🔥 RBRが信じていること

RBR合同会社は、こう信じています。

飲食業こそ、人が自立し文化を生み出す“最前線”である。

そのために、私たちは現場で“考える力”を育て、
夢を持ち、行動できる飲食人を一人でも多く輩出していきます。

RBR合同会社では、未経験でも挑戦できる実践型FC制度をご用意しています。

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