【実話】FC希望者の面談で「お断り」した話。

なぜ“儲かりそう”だけで始める人には加盟を認めないのか?

【実話】FC希望者の面談で「お断り」した話。
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本日は、ちょっと踏み込んだ話をします。

がぶ飲み食堂のフランチャイズに興味を持ってくださる方は、毎月数名いらっしゃいます。
その中には「え、なぜこの人を断ったの?」と驚かれるケースもあるかもしれません。

今回は、実際に“加盟希望をお断りした方”との面談エピソードを通して、
私たちが「どんな人と一緒にやりたいか」をお伝えしたいと思います。


■ 面談に来られたAさん(40代・会社員・飲食未経験)

Aさんは大手企業に勤務する会社員の方でした。
真面目で人当たりもよく、資金もあり、事前に資料も読み込んできている。
一見、まったく問題のない優良なFC希望者に見えました。


■ しかし、決定的に“違和感”があった

面談が進むにつれて、ある違和感が強まってきました。
それは——

「これは儲かりそうですね」
「収益モデルがすごい、失敗しなさそうです」
「人には任せて、自分はあまり現場に入らなくて済みますか?」

という、“投資先”としての発言ばかりが出てきたことです。


■ 飲食店は、投資物件じゃない

私ははっきり申し上げました。

「申し訳ありませんが、今回はご縁がなかったということで。」

理由はシンプルです。
がぶ飲み食堂は「自分の手で現場をつくる人」のためのフランチャイズだからです。


■ 儲けたいなら、まず“泥くさく現場に立つ”覚悟があるか?

飲食業は、どこまでいっても「人間くさい商売」です。

  • お客様が喜ぶ顔を近くで見る
  • スタッフの悩みを現場で聞く
  • 料理の味や温度に細かく気を配る

これらを「面倒」と感じる人に、うちのフランチャイズは正直おすすめできません。
特に開業1年目は、経営者自身が“現場主義”で動くからこそ成功します。


■ 「現場に入れない」ではなく「入る気がない」はNG

実際、がぶ飲み食堂の現FCオーナーの中には、

  • 現場経験ゼロからスタートし
  • 最初の1年はがむしゃらに動いて
  • 今は人に任せられる仕組みを作り
  • 自由な働き方を実現している

という方もいます。

だから「最終的に現場を離れる」のは全然アリなんです。
でも、“最初から関わる気がない”のは、全然違う。


■ なぜ断るのか?それは既存のオーナーを守るため

正直な話、FC本部からすれば加盟者が増えるほど売上は上がります。
でも、それをやって既存店が傷つくようなことになれば、本末転倒です。

だから私たちは、「誰でもどうぞ」ではなく「この人とならやれる」という人だけに加盟してもらっています。


■ 加盟者に求めているのは、資金よりも“覚悟”です

  • なぜこの仕事をやりたいのか
  • どんな未来をつくりたいのか
  • 働く人をどう育てたいのか

それが自分の言葉で語れる人と一緒に、
この飲食業界のあり方を少しずつでも変えていきたいと思っています。


🔚 まとめ:ご縁がなかった方も、応援しています

今回のAさんも、きっと別の道で成功される方だと思います。
でも、がぶ飲み食堂は「自分の足で立ち、手で育てる人のためのFC」です。

もしあなたが、「飲食の未来を少し変えたい」と思ってくれるなら、
いつでもお会いしたいと思っています。

RBR合同会社では、未経験でも挑戦できる実践型FC制度をご用意しています。

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