【保存版】創業融資はこう通す!

日本政策金融公庫の融資を通すための「最低限やるべきこと」と「申込書の書き方」完全ガイド

【保存版】創業融資はこう通す!
この記事は1分に500文字読み進めた場合 6 分で読めます


本記事では、「創業融資を受けたいけど、どうすればいいか分からない…」という方向けに、
最低限必要な準備と、融資申込書の具体的な書き方例まで、実務ベースで解説します。


✅ 創業融資とは?簡単におさらい

創業融資とは、開業時や開業直後に受けられる公的融資で、代表的なのが日本政策金融公庫の「新創業融資制度」です。

  • 無担保・無保証人で最大3,000万円(うち運転資金1,500万円まで)
  • 審査期間:約3週間〜1か月
  • 金利:約1.5〜2.5%程度(業種・状況により異なる)

✅ まずはコレ!創業融資に最低限必要なこと5つ


① 自己資金がある(最低でも総事業費の1/10)

「貯金ゼロでは絶対に通りません」
最低限の目安は創業資金総額の1〜2割(できれば3割)

例:総事業費600万円なら→自己資金60〜180万円程度。

💡【実務アドバイス】
通帳の“預け入れ履歴”も見られます。開業のためにコツコツ貯めていた形跡が必要です。


② 開業後の売上・利益計画が「現実的」

「夢ではなく、現実的か?」が重視されます。

  • 1日何人来て、いくら使って、月にいくら売れるか?
  • 家賃や仕入れ、人件費を払っても黒字になるのか?

数字の根拠を示せるかが最大のポイントです。


③ 創業者に“やる理由”がある(経験・動機)

  • 「なぜこの事業を?」
  • 「なぜ今?」
  • 「なぜあなたが?」

この3つに対し、熱意と実行力があると納得させることが大切です。


④ 開業に必要な契約・準備が進んでいる

  • 店舗の賃貸契約内定
  • 内装見積もり済み
  • 開業スケジュールが決まっている

など、「すでに動き始めている」状態が有利です。
融資実行後にやっと探す、という姿勢は通りにくいです。


⑤ 経費を“ざっくり”でなく“根拠あり”で出せる

例えば「内装200万円」と書くだけでなく、
→ 内装業者の正式見積書を添付する。
「広告費10万円」なら、
→ チラシ印刷会社・デザイナーの料金表を根拠にする。

“リアルさ”が伝わるかが重要です。


📝 融資申込書(創業計画書)の書き方【例付き】

公庫の申込書は、「創業計画書」と「借入申込書」の2点が中心です。

ここでは「創業計画書」の具体的な書き方のポイントを紹介します。


【1】事業の概要

✏️ 書き方例:

鉄板料理・ふぐ料理を中心とした大衆酒場「がぶ飲み食堂」をフランチャイズで出店。
庄内本店にて1年半勤務し、経営・調理・接客を一通り経験。
開業地は〇〇市□□町で、店舗契約内定済。近隣に競合少なく、ファミリー層を主客層とする。


【2】取扱商品・サービス

✏️ 書き方例:

・定食(ランチ)/鉄板焼き(夜)/ふぐ唐揚げ・てっちりなど
・ドリンクバー付き飲み放題プランを強みとし、他業態との差別化を図る


【3】ターゲット・市場の特性

✏️ 書き方例:

出店地域は住宅密集地で駅徒歩3分の立地。
周辺にはファミリー層・単身サラリーマンが多く、昼夜の集客が見込める。
近隣には大型チェーン以外の競合少なく、価格訴求力で優位に立てると見込む。


【4】売上・利益計画(3年分)

✏️ 書き方例(初年度)

月商固定費粗利率営業利益
250万円家賃30万、人件費50万、材料費75万70%約20〜30万円/月

※過去の同ブランド実績・直営店の売上データを参考に算出。


【5】自己資金・資金使途

✏️ 書き方例:

  • 自己資金:100万円(給与貯蓄80万円+退職金20万円)
  • 融資希望額:500万円
  • 資金使途:
    • 内装費:200万円(業者見積書あり)
    • 厨房機器:80万円
    • 開業広告費:20万円
    • 運転資金:200万円(3か月分)

【6】経歴・動機

✏️ 書き方例:

前職は飲食店勤務。1年半で売上管理・人材育成も担当。
家族との時間や自分の働き方を見直し、独立を決意。
本部のサポートと実績に魅力を感じ、FCとしての開業を選択した。


✅ 実際に通すための“リアルなコツ”

  • 申込書は「嘘をつかない」が「夢も語る」
  • 不安要素は“打ち手”とセットで書く(例:資金ショートリスク→運転資金3か月分確保済)
  • 税理士や支援者がいれば、同席も◎(信頼度アップ)

📥 必要資料チェックリスト(最低限)

資料説明
創業計画書公庫公式サイトからDL可(PDF/Excel)
借入申込書同上
見積書内装・備品・厨房機器など
賃貸契約書(写し)内定段階でも可(交渉中はメモ添付)
通帳のコピー自己資金証明用(入出金履歴含む)
身分証明書運転免許証など
印鑑証明書法人予定者は別途

🔚 まとめ:創業融資は“準備で8割決まる”

創業融資は、思いつきで申し込むものではありません。
「リアルな数字・地に足のついたプラン・あなた自身の覚悟」が伝われば、通過率は大きく上がります。


「創業したいけど、何から始めればいいか分からない」
そんな方のために、無料で初回相談も行っています。
ぜひお気軽にご相談ください!


RBR合同会社では、未経験でも挑戦できる実践型FC制度をご用意しています。

▶ ご相談・ご予約はこちら(オンライン/対面どちらも可)

まずは、“あなたが生き残れる現実的な独立モデル”を、一緒に考えてみませんか?